専門医が説明するED Q&A

脊髄損傷で結婚をしていますが、ED治療を受けたら、将来子どもができる可能性はありますか。

子どもがほしいときは、射精障害の治療を

国内外の男性脊髄損傷患者の実態調査では、勃起可能な人は6割を超えていますが、射精可能な人は15%でした。
射精可能な方であれば、EDであっても治療薬の助けを借りれば、膣内射精によって子どもができることはあります。
しかし、パートナーの女性が妊娠に成功した例に至っては2%と極めて少ないのが現状です※。
反対に射精障害があれば、ED治療によって性交ができるようになっても、子どもはできないのです。射精障害を治すには別の治療が必要になります。
射精障害のある患者さんに対しては、ED治療薬を処方する際に「ED治療薬は、射精障害の薬ではないこと」をきちんと説明しています。
ただし、射精障害があっても、ED治療薬でセックスが可能になったことで、生活に自信につくようになった人は大勢います。

※中部ろうさい病院泌尿器科調べ

お答えいただいた先生

中部ろうさい病院
泌尿器科 部長

小谷俊一先生