ED治療医の話ED治療医の話

ED治療医の話

東京歯科大学市川総合病院リプロダクションセンター
遠山 裕一

運動習慣の有無がED治療を開始する目安です。

東京歯科大学市川総合病院リプロダクションセンター 遠山 裕一



何もいわずにモジモジしているような患者さんには
こちらから「EDですか?」と声をかけています。

EDの場合、診察室で「今日はどうされましたか?」とお聞きすると「ちょっと相談があって来ました」と返事される方が多いのです。そこで「何の相談ですか?」というお尋ねをしてしまうと結局悩みを聞き出せないことが多いので、「相談事は何ですか?EDですか?」とこちらからEDを口に出したり、看護婦さんにも見えないようにジェスチャーをして「こっちの問題?」とお聞きするようにしています。そうすると、ほとんどの方がウンウンと頷かれます。その場合には、看護婦さんにも席を外してもらって、お話を伺います。

軽いジョギング(6.5Km/時)やサイクリング(17.5Km/時)を
20分間行っていれば、処方は大丈夫だと思います。

EDで受診される方はテニスなどの運動をしているという方が意外に多くて、私の印象では4人に1人はいるように思います。こうした方に負荷心電図を実施しても循環機能基準をクリアされます。性行為が心臓に与える負担をみてみると、20分間のサイクリング(17.5Km/時)よりも低く、20分間の軽いジョギング(6.5Km/時)と同じくらいです。そこで、私は20分の軽いジョギングやサイクリングをしていれば、治療は大丈夫ということを目安にしています。患者さんの運動習慣をお聞きして日頃から運動しているのであれば、過剰な検査を避けて、まずは低用量から処方しても良いと思います。

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