■生活の質とED

(写真左)総合病院医療法人原三信病院
副院長 山口秋人
(写真右)
総合病院医療法人原三信病院
泌尿器科部長 武井実根雄
- 尿の出が悪くなり、近々のうちに泌尿器科に行って診てもらう予定です。そのとき、気になるEDとは?も、相談に乗ってもらえるでしょうか?
●EDはよくある相談
もちろん、ほとんどの泌尿器科で相談に乗ってもらえます。当院ではED専門外来以外に日常診療の中でも治療を行っています。排尿障害で受診したときに、EDとは?相談される患者さんもいらっしゃいますし、最近ではED治療が主で来院される方も増えています。その理由は、EDは特別な病気ではなく、「おしっこの出が悪い」患者さんと同様に、泌尿器科ではよくある病気だという点にあります。医師はEDの重要性を十分に認識して、患者さんの生活をよりよくしようと治療にのぞんでいます。気後れせずに、かかりつけ医またはED専門医に気軽にご相談いただければと思います。
- EDの話を切り出すのは恥ずかしく、なかばあきらめていましたが、同じ悩みをもつ友人からED治療を受けて自信がついたとの話を聞きました。医院で「ED治療薬を飲みたい」とストレートに言えば処方してもらえるのですか?
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●患者さんの希望で処方する内服薬
5年くらい前から、患者さんの意識が徐々に変わってきたように思います。というのも、治療薬に関する情報が患者さんに定着してきて、「ED治療薬があるなら、あきらめずに治療してみたい」と考える方が増えてきたのです。ED治療薬は、生活をよくしたいとのぞむ患者さんのために処方する薬です。日々を快適に過ごしたいと人生を積極的に考える患者さんのニーズに応えていくことも医療機関の役割ですから、気軽にご相談ください。
- 現在、高血圧症と糖尿病で治療中です。私のように生活習慣病があっても、ED治療薬を飲めるのですか?
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●生活習慣病とEDの治療を両方同時にすすめる
血圧や血糖値をコントロールする薬を飲んでいる患者さんから、ED治療薬を飲みたいと相談を受ける場合もあります。診察を受けて、医師から薬の服用に関して指導を受ければ、ほとんどの場合、問題なくED内服薬を飲んでいただけると考えています。ただし、生活習慣病にともなったEDの場合、ED治療薬でEDが改善すると、生活習慣病の治療がおろそかになる場合もあります。やはり、両方いっしょに治療をすすめることが、結果的に患者さんのQOL向上につながると思います。
- ED治療薬を処方してもらいたいと思っていますが、病院に行く時間がなく、そのままになっています。受診したら、どのくらいの間隔で通院することになるのですか。また、簡単に処方してもらえる方法はありますか?
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EDで受診すると、初診時は十分な問診と簡単な検査を行った上でED治療薬が処方されます。私たちの場合は、「病院をたびたび受診できないため、多めに処方してほしい」と要望があった場合には、個人差もありますが、できる限りご希望にお応えしています。また、近所に生活習慣病で通院するホームドクターがいる場合には、そちらで薬を出してもらうこともできますので、相談されることをおすすめします。
- 友人からもらったED治療薬が、手元にあります。そのまま飲むのは不安なため、相談に乗っていただけますか?
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●安全に飲むには、ED専門医に相談して
患者さんの中には、友人からもらったり、インターネットで購入したED治療薬をもって相談にみえる方もいらっしゃいますが、個人輸入の中にはまがい物が含まれていることもあり、効果が不十分なだけではなく、不純物混入のため、副作用がでる危険もあります。ED治療薬は、患者さんの生活の質をよりよくするための薬ではありますが、患者さんの勝手な判断で飲むのは危険です。薬を服用する以前にED治療薬を飲んで問題がないかどうかを医師に確認してもらってから飲み始める必要があります。安全性と有効性の確認のために、まずは、必ず医師に相談することをおすすめします。
