2人の体験談
−夫70歳、妻65歳 (2/2)
検査結果を聞いた後で相談したら、実にあっさりとED治療薬をもらえたね。
夫:ここの病院には前立腺肥大症で通院しているんだけれど、血液検査でPSA(前立腺特異抗原)値が高くなり、前立腺癌が潜んでいる危険性は五分五分といわれて、入院して精密検査を受けたんです。その結果を夫婦で聞きに来て、前立腺組織には癌がみつからなかったという結果を聞いたついでに、「ちょっと勃起不全なんだけれども」っていったら「ああそう」って「それなら、この薬が効くと思うけれども、試してみるかい」っていわれたので、「試してみるよ」っていうことで、薬をいただいて帰ったんです。実に簡単でしたよ。
妻:本当に簡単だったよね。通院した時に血圧を測っているし、精密検査で必要な数値が揃っていたから、それをみて服薬しても大丈夫っていうことで、躊躇なく薬を出してくれたのよね。
夫:今、俺は70歳だけれど、SEXがまったくなくなるとしたら、やっぱり寂しいと思うよ。二人が楽しければいくつになっても、SEXすれば良いじゃない。女房の前で相談したのは、別に隠す必要がないからで、決して特別なことではないと思うんだけれどな。二人が楽しむためものだから、女房に相談できないっていう方が俺はおかしいと思うんだけれどもね。
妻:先生には、夫婦揃っての相談には珍しいっていわれたよね。主人からは事前には何も聞いていなかったけれど、相談したのを横で聞いても別にどうってことはなかったですよ。薬のことは知っていました。しかし、自分達がその対象になるっていうことは、まったく考えたこともなかったですね。だから「ああ、そういう状態なんだ。私達も試すことができるんだな」って思ったのは覚えています。
薬だけを取りには行かないと思うが、なければ寂しいかも。
夫:俺は酒が好きだし、体が動く間は楽しく暮らしたいと思っているから、節制はしないって周囲にいってあるんだ。SEXだって、もっと年をとればやりたくてもできなくなるでしょ。そういう意味で、あと何年続くか分からないけれど、体が動く間はこの薬は良いと思うね。
妻:主人が薬を飲んだ回数はまだ少ないですが、このところ大分元気になったように思いますので、私もそれは良かったなと思っています。
夫:ただ、今回は前立腺の関係で通院していたから、ついでに相談できたけれど、これだけを相談するためだったら受診していないと思うね。あきらめてしまえば、それはそれで良いのかもしれない。
妻:前立腺と一緒にこちらの方も良くなって、薬がなくても元気であれば一番良いのにね。 夫:でも、薬を試してみた今となっては、もし薬を飲まなくてダメだったとしたら、やっぱり薬を飲むようになると思うな。この薬があるかどうかでは満足度が違うから、今の時点では、さっとあきらめてしまうことはできないかもね。あと何年体が動くかどうか分からないけれど、その気になる間は薬の恩恵を受けていきたいと思うね。
(編集 メディカルライター 菅澤久美子)
