EDの原因EDの原因は?

EDは、ストレスなどの精神的、心理的な原因、糖尿病、高血圧症などの心血管系疾患に加え、肥満と運動不足、喫煙などの生活習慣からも起こるといわれています。

性的刺激によって、神経を介し勃起の信号が送られると、陰茎海綿体の動脈が開いて血液が流れ込みます。海綿体はスポンジのように血液を吸い込んで貯め、膨張して硬くなります。これが勃起した状態です。しかし、生活習慣病や心理的な原因により神経と血管の働きが不十分だと、陰茎海綿体への血液の流れ込み方がたりずにEDが起こります。

たとえば、糖尿病になると、神経が障害されたり、血管が硬くなることで、性的刺激による血管の拡張が不十分で、血流を抑えると考えられています。糖尿病の患者さんが抱く日常生活の悩みとしてEDや性欲低下を挙げる方が多いと言われます。

高血圧症では、血圧が高くなると、血管が損傷して硬く狭まります。これによって、ペニスの血流を抑えてしまうと考えられています。

このように生活習慣病とともにEDの症状が現れることがあります。